お知らせ

ご連絡

☆りす組について   令和7年4月23日更新
 りす組の説明会(4/22)のご参加、ありがとうございました。
 本申込されたかたは、4月中にお渡しした「緊急メール」の登録をお願い申し上げます。
 5月初めにテストメールをお送りしますので、届きましたらURLをクリックしてください。
 なお、説明会に来られなかったかたで、りす組に興味をお持ちのかたは幼稚園にお電話ください。

☆ホームページ更新について   令和7年4月4日更新
 今年度のホームページを更新いたしましたので、ぜひご覧ください。
 来年度の募集につきましても更新しました。

☆遊ぼう会とふれあい広場について   令和7年4月4日更新
 今年度も予定通り、遊ぼう会とふれあい広場を行います。
 予約不要・無料です。先生やお友だちと一緒に楽しい時間を過ごしましょう。
 詳細は、HPの「入園前のご案内」をご覧くださいませ。
 皆さまのご参加をお待ちしております。

☆ご入園、転入園について   令和7年4月4日更新
 幼稚園にご入園や転入園をお考えのかたは、定員に空きがございますので、随時受け付けております。
 まずは園にお電話ください(03-3960-3948)。園の教育方針はHP「大切にしていること」に記載されて
 おりますのでぜひご覧いただき、園見学にいらしてください。お待ちしております。
 途中入園は随時、個別に「見学・面接・入園」をおこなっております。

☆学校評価公開(令和6年度報告と令和7年度の重点目標)      令和7年3月28日更新

◎重点目標について◎ 自己評価・学校関係者評価報告
1. 本園の教育目標
・健康で心の豊かな子どもに
・感謝と思いやりのある子どもに
・よく考え、そうぞう性に富む子どもに

2. 令和6年度重点的に取り組んだ目標・計画
・「“設定”と“自由”の良さを生かし、バランスの取れた保育・教育活動を目指す」
・「“唯一の正解はない”を軸に、その場・その子に合った言葉かけをしよう」
・「自分が持っている“幸せ”を最大限に引き出し、自分らしい“ウェルビーイング”を目指す」

3. 評価項目の達成及び取り組み状況  
     評価(A:十分に成果があった B:成果があった C:少し成果があった D:成果がなかった)  
            
〇「設定」と「自由」の良さを生かし、バランスの取れた保育・教育活動を目指した。⇒B
100%設定、100%自由というのは保育の中で考えられないし、どちらが絶対的に良いという断言もできない。そこで、設定や自由のメリットデメリットを書き出し、園生活のなかでどの場面が「設定」でどの場面が「自由」なのかを意識した保育教育活動をおこなった。例えば一つの教育活動の中にも「設定」要素が強い場面と「自由」要素が強い場面があるなど目まぐるしく変化していることに気がついた。それを基に自分の保育を見つめ直す良い指標ができた。「設定」や「自由」のバランスは取れているか、またそれぞれの良さが生きるような配慮をしているかを捉え、子どものさまざまな体験がより良いものへと築いていけるよう、今後も一層の意識と自覚をもって取り組んでいきたい。
〇「唯一の正解はない」を軸に、その場・その子に合った言葉かけをした。⇒A
子どもの育ちには個人差があり、日々その姿は変化していく。教師は毎日子どもと関わるなかで、子どもの「いま」の姿を捉えながら、その場やその子に合った言葉かけをし環境を整えていく必要がある。そこには完全なマニュアルはなく、〇〇と言えば〇〇ができるということではない。また、昨日はできたのに、今日同じように対応してもできないという場面は日常茶飯事だ。少なくとも教師は唯一の正解はないことを自覚することで、教師が子どもの育ちを見つめる目と考える力が培われていくと考える。その場・その子に合った言葉かけをしながら環境を整えるため、毎日放課後に教師同士が意見を交換し、引き出しを増やしたり臨機応変力を高めたりし、視野が広がっている。今後も継続していきたい。
〇自分がもっている「幸せ」を最大限に引き出し、自分らしい「ウェルビーイング」を目指した。⇒B
子どもの周りにいるおとなが幸せであれば、子どもの幸せにつながることを自覚して、自分自身と向き合っていくためにこの重点目標を掲げた。自分の「ありがとう因子」「やってみよう因子」「なんとかなる因子」「ありのままに因子」を各学期で分析し振り返った。苦しいのを人のせいにするのではなく、開き直るのではなく、人を変えようとするのではない。自分の周りにある幸せを取り逃がすことなく、「自分自身がよりよい捉え方・努力・変わること」をすることによって、本来自分自身の中にある幸せを実感し、自分らしいウェルビーイングを目指すことにつながることがわかってきた。自分自身の心と向き合うことは、保育に向き合うことにもつながった。今後はサークルタイムなどを通じて、子ども自身にも「幸せ」を感じるきっかけにつなげられるよう、工夫したサークルタイムを築き、認めの言葉をかけていきたいと思う。

4. 総合的な評価結果         
評価:B
理由: 教師同士が意見交換し、視野を広げられたのは収穫が大きかった。一方で、毎日の忙しさで自分自身のウェルビーイングを目指そうとする自覚が欠けてしまった。今後は、周期的にウェルビーイングを見つめ、また客観的に「設定」と「自由」のバランスを考え直す工夫をしていく。

5. 今後取り組む課題
・主体的に取り組む活動を意識し、環境をマネージメントしよう。
・サークルタイムを改革しよう。
・「何のために」を大切にした実践をしよう。

6. 学校関係者評価委員会の評価
唯一の正解はないというのは、日々家庭においても実感するようだ。今日、インターネットを中心に情報が飛び交う世の中であり、つい正解を求めてしまうとのことだった。教師は、毎日放課後に意見交換することで大変視野が広がった。目の前の子どもの「今」の育ちや状況を捉え、日々変化する子どもの姿に、愛おしさを感じながら誠実に向き合うことが大切だ。また、設定と自由のメリットデメリットを考えて、それを保育の場面に生かそうとしたのは大変収穫があった。保護者からも、この園の良さはバランスの良さだという意見をもらい、今後もよりバランスを意識した保育教育活動環境を整えていきたい。

☆とうきょうすくわくプログラム活動報告R6年度   令和7年3月26日更新

前野幼稚園では、R6年度とうきょうすくわくプログラム活動として、以下の4つのテーマ「音で遊ぼう」「食育」「英語遊び」「体操」について探究活動を行いましたのでご紹介します。

◎「音で遊ぼう」
1.活動のテーマ
<テーマ>
 音で遊ぼう
<テーマの設定理由>
当園では、ほぼ毎日リトミック活動をしている。音を聞いて感じたり、表現する喜びを味わうことをしっかりと体験する。音にはリズム・強弱・高低などさまざまな違いがある。その違いを体で表現したり、雨などの自然現象や動物などに見立てて全身で動いてみることで、自他との相違点に気づき、集中力・共感・コミュニケーション能力・自尊他尊・小さな成功体験の積み重ねによる大きな自信・幸福感につなげていくことを目指す。
2.活動スケジュール
<1学期>
リズム運動を基本に、ビート・音階エレベーター・動物表現・拍子などのリトミック活動を行う。音に関する探究活動、楽器遊びの体験や表現活動、年中長はピアニカの体験や高低・吹き方の発見を行う。
<2学期>
コミュニケーションを基本に、わらべ歌や伝承遊び、和音、ギャロップ、和太鼓や教具を使ったリトミック活動を行う。素材を利用した音の探究活動、音やリズムの表現活動を行う。
<3学期>
ソルフェージュや表現活動を重視したリトミック活動を行う。体を使った音への探究活動、和太鼓の体験や伝わり方の発見、リズムの探究活動を行う。
3.探究活動の実践
<活動の内容>
<1学期>
〇準備した素材や道具:ピアノ、カード、楽器、ピアニカ(年中長)、廃材など製作に係るもの
〇音探しでは、身の回りの生活音を声で真似たりすることで、たくさんの擬音語が飛び交った。そのなかで、強い音を出すと「怒ったみたいだね」「紙を怒ったように破いてみよう」など、音と感情を組み合わせる意見も出て、身の回りのものを大事に優しく使おうとする視野へと広がった。
〇「音はどうやって耳に届く?」の質問では、「ポーンと飛んで」「壁を伝って」「振動」という意見が出た。
〇楽器遊びでは、ピアニカ・ウッドブロック・鈴・タンバリン・カスタネット・小太鼓・大太鼓・和太鼓などを使用した。ただ鳴らすだけでなく、ビートを刻んだり、音のまねっこやさまざまなリズムをまねっこしたりした。
〇新聞紙や紙皿・ペットボトルキャップなどの廃材を利用して、糸電話・タンバリン・カスタネット作りをして楽しんだ。特に糸電話は父親参観日で作成し、音の振動を感じながらさまざまな実験や発見ができた。糸をたわませたり、ピンと張ってからしゃべったりなどして、伝わり方の不思議さを感じていた。
<2学期>
〇準備した素材や道具:ピアノ、カード、楽器、和太鼓
〇音のイメージを線で表す活動では、空中や机にジグザグや点々など、聞いた音を自分なりのイメージで表現していた。
〇さまざまな音を鳴らし、どんな音だったのかをグループで意見交換した。低く大きな音は「怪獣が歩いている音」、低く小さな音は「幽霊が出た時の音」、高く小さな音は「蝶蝶が飛んでいる音」、高く大きな音は「大笑いしている音」など活発な意見があった。
〇一人で楽器を鳴らすのも楽しいが、二人だとよりリズムを感じたり、同じリズムを考えて鳴らしたりできると楽しんで活動していた。
〇壁、床、ドア、いす、ドアの通気口などでいい音探しをした。コップにさまざまな量の水を入れ、音階を作った。水の量で音の響きが異なる発見をした。
<3学期>
〇準備した素材や道具:ピアノ、カード、楽器、和太鼓、おはじきやトイレットペーパーの芯
〇和太鼓では、太鼓の上におはじきやトイレットペーパーの芯などを置いて叩いてみると、物がジャンプする様子に目を丸くしていた。床に寝そべったり耳やあごを付けたりして振動を感じていた。「骨が出ている所が振動を感じやすい」と意見交換していた。
〇体の部位を使ってさまざまな音を出す活動では、手や足で音を出したり、指を鳴らしたり、舌を使ってさまざまな音を楽しんでいた。その中で、自分で出そうと思わなくても自然現象である風や木々の音、お腹が鳴る音やおならなどにも気がつき、話が広がった。
〇おゆうぎ会では、リズムに合わせて表現したり、自分で決めた身体表現も取り入れて発表できた。
4.振り返り
「音はどうやって耳に届くのか」「音を表現してみよう」「体で音を出してみよう」など、大人が問いかけられると、一見どれも答えに戸惑う質問に、子どもたちは概念にとらわれることもなく、自由に生き生きと意見を出す姿に、教諭としての大きな学びがあった。「音の探究」という大きなテーマには、音の表現から得られる感情表現や物の扱い方にも展開できたことは大きな収穫だった。また、楽しいリトミックを通しての表現活動では、他者へのコミュニケーションや表現の違いの授受ができた。

◎食育
1.活動のテーマ
<テーマ>
 食育
<テーマの設定理由>
食育専門の講師を招き、健やかな身体で豊かな食生活を送るための基本的な能力を育んでいく。食育の知識を幅広く学ぶことによって好き嫌いなく食べることの大切さを知り、フードロスを減らし、「命」をいただくことに感謝する姿勢を養う。さまざまな食材の栄養を知り、それがどのように健康に関わるのかを調べたりし、食や健康への興味を深める。
2.活動スケジュール
<1学期>
体の仕組み、骨、花壇の野菜、食材(バウムクーヘン、カレー)に関する探究活動を行う。
<2学期>
三大栄養素、野菜、おもちに関する探究活動を行う。
<3学期>
きな粉、感謝(市場に出るまでの過程の学び)、節分の豆、米に関する探究活動を行う。
3.探究活動の実践
<活動の内容>
◎食育専門の講師による食育の授業は、7/4・11/21・1/17(年長給食配膳)・2/27に実施した。
<1学期>
〇準備した素材や道具:食育プログラム(パネル・骨の模型・にぼし・歯磨き体験セット・食材シート・ワーク)、バウムクーヘン、とうもろこし、野菜の苗(ピーマン)、カレーのゲーム教材やパネル、絵本
〇計画通り、食育専門の講師による「丈夫な骨」をテーマに体のつくりを学んだ。特に体の土台となる骨について学びを深めたが、人骨模型を目にしたときは目を丸くして見入っていた。また、骨が作られるのに大事な栄養「カルシウム」を摂取するにはどのくらいの牛乳や小魚が必要かを学んだ。目に見える骨(カルシウムの塊)としての歯を大切にする活動として、歯の模型を使って歯磨き練習もおこなった。いりこの試食では、いりこが苦手な子や初めて食べる子もいたが、カルシウムの大切さを学んだこともあり、全員が口にすることができた。
〇学んだ体の仕組みを保育教育活動でも継続できるように、紙芝居や絵本などで知識を深めたり、昨日摂取した栄養を振り返って、骨が丈夫になったかどうかを話し合ったりした。
〇とうもろこしの観察では、ひげのにおいや本数、粒の緻密なようすや作りを観察したり潰してみたりして楽しんでから絵画を実施した。絵画では根気よく粒を緻密に描いていた。
<2学期>
〇準備した素材や道具:食育プログラム(三大栄養素パネル、色分けゲームセット、カレーライスシート、しその写真シート、ごはんとふりかけ)、野菜(ピーマン)、もち(おもちつきセット、もち米)、絵本や紙芝居
〇計画通り、食育専門の講師による「食べ物の栄養」をテーマに三大栄養素を学んだ。栄養は大きく分けて三つに分けられることや、それをバランスよく摂取する大切さをゲームなどを通じて楽しく学んだ。色分けゲームでは、異年齢のグループで積極的な意見がされていた。三大栄養素が網羅されたふりかけご飯を食べたが、当日のお弁当でも「三大栄養素全部あった!」や「〇〇の栄養が足りないからママに言おう」などの活発な意見があがり、苦手な食材でも口にしようとする姿勢が見られるようになった。
〇花壇に植えたピーマンは、園児が収穫して中の種を数えたり、空洞になっているようすを確認した。秋を過ぎるとどうして大きくならないのかという問いかけに「赤ちゃんだから」「水が足りなかった」などの意見が出た。植物や野菜が育つのに何が必要なのか話すところまで展開できた。
〇もちつきでは、実際に体験したり、もちができるまでの工程を見たり触ったりした。
<3学期>
〇準備した素材や道具:食育プログラム(写真シート、カードクイズ、きな粉作りセット、試食セット、おみやげセット)、絵本や紙芝居、もちつき体験セット、もち米、豆まきセットや製作に係る用具
〇計画通り、食育専門の講師による「感謝」をテーマに、食べ物を口にするまでにはどれだけの人の苦労がかかっているかを学んだ。異年齢のグループで助け合いながら大豆をつぶしてきな粉を作って、さつまいもきな粉を試食した。きな粉一つをとっても大勢の人が関わっているという意見交換ができた。
〇米は絵本やぬいぐるみを使用して米ができる過程を学んだ。特にもちつき体験では、もちはもち米をつぶしてできることを身をもって体験でき、喜んでいた。
4.振り返り
子どもたちは、実際の野菜やもち米などを目にすると、とたんに目を輝かせてにおいを嗅いだり触れたり観察したりしながら意見交換をしていたことから、いかに本物体験をすることが大切かを実感した。また、栄養の学びをきっかけとして、自分の体のために嫌いな食材でも口にしようとする意欲が高まった。3学期に実施した「豆」の観察や実験では、子どもの観察・洞察力が高まり、どのような実験をしてみたいかを自らが決定し進めることができた。

◎英語遊び
1.活動のテーマ
<テーマ>
 英語遊び
<テーマの設定理由>
当園では、ネイティブ講師による英語遊びを定期的に行っている。Phonics・歌・ゲーム・ストーリータイムなど「動」と「静」の組み合わせで、テンポよく学ぶ。英語を通じて、世界に目を向け、さまざまな言葉や文化に楽しんで触れられる機会を提供する。言葉が異なっても、相手の言うことに耳を傾けわかろうとしたり、自分ができる表現活動を最大限に活用し、コミュニケーションを取ろうとする姿勢を目指す。
2.活動スケジュール
<1学期>
数、色、果物、昆虫、自然(+年中は衣服、年長は衣服、野菜、季節)に関する名詞に触れ、歌、絵本、クイズを楽しむ。フォニックスの発音を声に出し実践する。
<2学期>
体、衛生、ハロウィーン、ペット、おもちゃ、クリスマス(+年中は農場の動物、年長は動物、モノ)に関する名詞に触れ、歌、絵本、クイズを楽しむ。フォニックスの発音を声に出し実践する。ハロウィーンの行事を知り、異文化に触れながら製作活動を楽しむ。また、年長は国旗の製作を通じて、世界にはさまざまな国があることを知り、その国の言語や文化などについて調べたり発表したりする。英語参観を行う。
<3学期>
遊び場、乗り物、食べ物(+年中は場所、年長は交通安全と場所、職業)に関する名詞に触れ、歌、絵本、クイズを楽しむ。フォニックスの発音を声に出し実践する。
3.探究活動の実践
<活動の内容>
◎ネイティブ講師による英語遊びは、年間計画通りの4/18・5/16と23・6/6と20・7/11・9/5と19・10/10と31・11/7と28・12/12・1/9と23・2/6と20、3/6(年少は5月開始)に実施した。
<1学期>
〇準備した素材や道具:英単語カード、絵本、歌のCD
〇計画通り、ネイティブ講師による数、色、果物、昆虫、自然(+年中は衣服、年長は衣服、野菜、講師)に関する名詞を学び、歌、絵本、クイズを楽しんだ。特に環境設定では、耳だけでなく目でも確認できるように視覚化し、音と文字が同時に確認できるように配慮した。子どもは特に知っている言葉があると喜んで自信を持って発音したり、日本語との違いを発見したりしていた。
〇学んだ英語が保育教育活動でも継続できるように、製作やグループ名などでも学んだ英語を活用した。活動の導入では、実際に声に出して発音したり、音の違いが発見したりできるように工夫した。
〇フォニックスの発音を声に出して発音することで、母音や子音の違いが体験できるようにした。対面で口元をよく見せて発音したり、繰り返し子音をやや大げさに発音したりすることで気づきが増えていった。
<2学期>
〇準備した素材や道具:英単語カード、絵本、歌のCD、ハロウィーン製作物
〇計画通り、ネイティブ講師による体、衛生、ハロウィーン、ペット、おもちゃ、クリスマス(+年中は農場の動物、年長は動物、モノ)に関する名詞に触れ、歌、絵本、クイズを楽しんだ。1学期同様にカードを視覚化した。
〇ハロウィーンの異文化の行事を知り、ハロウィーンに関わるクイズでは、自分たちで考え参加できるような丸バツ形式のクイズをし、主体的に楽しめる環境作りをした。また、ハロウィーンをテーマに異年齢で製作し触れ合った。ハロウィーン活動は子どもたちからやりたいという意見があり保育活動に組み込んだ。子どもが進めたいイメージをできるだけ吸い上げて、異年齢で意見を出し合いながら楽しんだ。
〇年長組では本で調べたりしながら国旗作りをし、興味をもった国の言語や文化を調べ発表するなどの活動をした。聞いたことや実際に行ったことがある国については、特に深く知ることができ、自信をもって発言していた。教諭も知らないことが多く、子どもの学びの深さを実感した。
〇保護者を招き、英語遊びのようすを参観した。ネイティブの発音を上手にまねて生き生きと活動に参加しているようすを見て大変満足そうだった。
<3学期>
〇準備した素材や道具:英単語カード、絵本、歌のCD、楽譜
〇計画通り、ネイティブ講師による遊び場、乗り物、食べ物(+年中は場所、年長は交通安全と場所、職業)に関する名詞に触れ、歌、絵本、クイズを楽しんだ。カードを視覚化した。
〇年長は学んだ英語から歌を選択し、誕生日会やネイティブ講師の前で披露した。間奏の部分はアレンジをして発表できた。特に日本語とは異なる子音の発音やFやTHの発音の違いを実感した。
〇おゆうぎ会では、年長が代表の挨拶を英語と日本語で行い、自信をもって堂々と発表していた。
4.振り返り
「きっとわからないだろう」と思うような英語の問いかけにも、子どもたちは何とかしてわかろうとする力があるのだと実感した。ネイティブ講師の学びの時間はできるだけ日本語で解説せずに、「〇〇ってことじゃない?」という子どもの推測や声を拾い、英語をコミュニケーションの道具として使っていけるように配慮した。また、ネイティブ講師の英語遊びの時間は限られているので、その後の保育教育活動に英語遊びが十分に反映できるように取り入れていく努力をしたのはとても良かったと思う。

◎体操
1.活動のテーマ
<テーマ>
 体操
<テーマの設定理由>
当園では、専属の先生から体操を学び、多種多様な運動遊びを体験している。技能の完成度よりも「身体を動かすことが好き」を実感し、楽しみながら運動技能の基礎を身につけられるような機会を提供する。体操を通じて、自ら挑戦し達成感を味わったり、ルールのある運動遊びにおいて、身体を動かす楽しさを実感しながら、他者と協力したり励まし合ったりする姿勢を培う。
2.活動スケジュール
<1学期>
マット運動、鉄棒、(+年中はパラバルーン、年長は組体操)をメインとした体操を行う。簡単なルールのある集団運動遊びを行う。
<2学期>
運動会に向けての導入や練習、ボール運動、長縄運動、短縄運動をメインとした体操を行う。参観を行う。体操で取り入れた遊びを保育教育活動に反映し継続する。集団運動遊びや競技を行ううえで、どのようにしたらより良くなるのか話し合いの場を設け、発見や工夫を行う。
<3学期>
短縄運動、跳び箱運動、ボール運動をメインとした体操を行う。体操で取り入れた遊びを保育教育活動に反映するとともに、グループやペアでの活動を意識し、コツを話したり発表したりする。
3.探究活動の実践
<活動の内容>
◎専任講師による体操は、4/17・24、5/8・15・22・29、6/5・12・19・26、7/3・10、8/21・(+年長は28)、9/4・11・18・25、10/2・9・16・23・30、11/6・13・20・27、12/4・11・18、1/8・15・22、2/5・12・19・26、3/5・12に実施した。
<1学期>
〇準備した素材や道具:マット、鉄棒、CD、(+年中はパラバルーン)
〇計画通り、専任体操講師によるマット運動、鉄棒、(+年中はパラバルーン、年長は組体操)をメインとした体操をした。本格的なマット運動というよりは、動物になり切ってマットの上を歩くなどの活動をしたのだが、子どもが他者の表現活動にもよく目を配り、模倣したり自分の表現を展開したりする姿が見られた。
〇色鬼や氷鬼、ドロ警など簡単なルールのある運動遊びをした。自由遊びには子どもが誘い合って運動遊びをするようすもあった。
〇特に年中のパラバルーンや年長の組体操では、保育教育活動でも継続できるように取り入れた。パラバルーンの持ち方では、子ども同士「こうやって持つんだよ」とか「足は左を立てるんだ」と教え合っていた。
<2学期>
〇準備した素材や道具:ボール、長縄、短縄、CD
〇計画通り、専任体操講師による運動会に向けての導入や練習、ボール運動、長縄運動、短縄運動をメインとした体操をした。
〇保護者を招き、主にボール遊び体操を参観した。ボールの投げ方や受け方の身体の動かし方など普段の生活や遊びと運動との関わりの深さも学べたようだ。
〇体操で取り入れた遊びを保育教育活動に反映し継続する。特に長縄は年長児が非常に興味を示し、長縄跳びの歌を自主的に遊びに取り入れていた。
〇年中組では、教諭がパラバルーンの技をどのようにしたらより良くなるのかを投げかけ、子どもたちと話し合って皆で協働して取り組んでいた。
〇年長のリレーでは、負けたら必ず話し合いの場を設け、どうしたら勝つことができるのか皆で意見を出し合って練習した。「腕をよく振る」「後ろを振り返らない」「バトンを渡す時ハイと声に出して渡す」「なるべくインコースを走る」などの意見が出た。
<3学期>
〇準備した素材や道具:短縄、跳び箱、ボール、CD
〇計画通り、専任体操講師による短縄運動、跳び箱運動、ボール運動をメインとした体操をした。
〇体操で取り入れた遊びを保育教育活動に反映し継続した。特に短縄では、何回跳べるか競い合ったり、認め合ったりして上達していった。教諭も参加したが子どもが優勝した。
〇ボール運動は個人からペアやチームの遊びへと展開した。ドッジボールはチームで勝つために、内野と外野が工夫してボールを投げ合ったり、取ったらすぐに投げる・すばやく逃げたりするなど、自分に合った攻略法で戦っていた。
4.振り返り
体操の学びを通して、マットや鉄棒、縄跳び、ボールなどさまざまな器具に触れることができ、運動を楽しむきっかけになったり、体を動かす楽しさを味わえたりしたようだ。パラバルーンやリレーなどでは、どうしたら上手になるのかや勝てるのかを意見を出し合ったり、教え合ったりすることで、子どもが主体的に参加できることが実感できた。保育教育活動への取り入れによって、集団遊びや長縄、短縄が遊びの中でも充実し、子ども同士の関わりが深まった。
    
☆教職員募集について   令和6年11月25日更新
 幼稚園の正規職員、またはパートなどさまざまな働き方があります。
 興味があるかたは紹介業者を通さず直接園にご連絡ください。随時見学を受け付けております。

☆幼稚園決定までの主な流れについて   令和6年8月26日更新
・9月~10月 入園説明会に参加して園の方針などを聞く(当園は9/13金と10/22火→下記参照)
・10月16日~10月31日 入園願書購入(当園は1部税込500円・10/15は運動会代休&10/24は遠足で購入不可)
・11月1日(金)令和7年度入園面接
以上が主な流れとなります。幼稚園は各園によってさまざまな教育方針や特色があります。
お子さんに一番合う園が見つかりますよう、ぜひ当園や近隣の園の説明会にご参加ください。
お待ちしております。なお、途中入園のかたは随時、見学・願書購入・面接・入園をおこなっております。
個別にお問い合わせください(前野幼稚園:03-3960-3948)。

☆悪質なうわさ(デマ)にご注意   令和6年4月4日更新
ここ数年、特に毎年1月から4月くらいにかけて「幼稚園が閉園する」という根も葉もないうわさが流れます。
昨年も近隣にある「〇〇幼稚園が閉園するのは本当ですか」と直接聞きにくいのか、当園に問い合わせがありました。
近隣の幼稚園だけでなく、当園も今年そのような被害にあい大変困惑している次第です。
当園は、板橋区で最も伝統のある幼稚園の一つです。今後も末長く幼稚園教育に尽力し、温かく子どもたちの成長を
見守ってまいりますので、どうぞご安心ください。
何か不安や不明点などございましたら、ご遠慮なく直接当園にお問い合わせくださいませ。